世間の風 〜体感温度、氷点下〜


 で、俺はチャリアクシデントした後、
当然ながら倒れていたわけ。
 精神的ビックリ「何が起こった!?」と
肉体的「イッテ〜・・・。」でしばし地面に伏せていました。


 そして
我関せず、と、そ知らぬ顔で素通りしていく人、人、人・・・。
最後に目が合った奴にいたっては、
俺を「不審者」の如く見ていきやがった!


 かちーん。
ムカついたので、立ち上がり、チャリを壁に投げつけた。
(八つ当たり)



 てかさー、フツーさー、ちょっとくらい心配したってヨクないか?
結構派手にクラッシュしたよ?
世間は冷たいモンやのう。