土俵


 ツチダワラと読まないように。


 先日、土俵に立つ者と立たない者の差を痛感。


 その日はビジネス道場の「とこマケ」の日だった。
 最後に、「ビジネス道場」でプレゼンしたことがないので、必ずしようと思っていた。


 ところが、最後にこんな弱気発言。
 「誰もしないなら、俺がする」



 違うやン、俺、そこ違うやン・・・。
 「俺にさせてください!」やって・・・。
 案の定、できませんでした。


 しかも、プレゼンをしてくれた子は、
土俵に立ったがゆえに得られる「学び」を持って帰った。
 その子は数ヶ月前にプレゼンやったことあるねん。
でも、すごい「グダグダ」やったみたい。


 でも、今回は講師の方から「ご好評」をいただいていた。
 「すごいウマクなったね」って。


 彼女は、土俵に上がり続け、最初に悔しい・・・って思って、
今回も挑戦して、「進歩」を掴んだ。



 俺は、逃げ続け、何も得られないまま。


 この差はめっちゃ大きい。
どんだけ、偉かろうが、どんだけすごい事普段言っていようが、
「土俵」に上がらん奴は、結局しょぼい。
 

 「土俵に上がる」を言い換えると、「出る杭」になる。
「出る杭は打たれる」。
 道場の土俵に上がり続けたその子は、初めに「打たれた」。
でも、その後は、しっかりと伸びた。


 自分が悔しかった。グチっても何にもならなかった。