辰吉 丈一郎

僕は辰吉が好き。
(というかボクシングが好き。)



確か1999年
高校3年




大阪ドームに近くの図書館で受験勉強していた


けど、



我慢できず
大阪ドームに辰吉を
一人で見に行った






綺麗なKO負けだった



最後は辰吉は意識がなかったらしい
(失神KO)




それから何年かして

当時世界チャンピオンの中でも
『こいつつぇ〜』と思ってたシリモンコンに辰吉が挑戦。
(ボクシングセミマニアやったので、日本人関係ない世界タイトル戦はだいたいチェックしてたんす)



ほんでKO勝利



辰吉は世界チャンピオンに返り咲いた



それが大学の時で

僕は
手を叩いて家で叫んでいた


その時の辰吉のボクシングは素人目にも、華麗でした。


軽いフットワーク、
速くて上下に打ち分けられるジャブ、

ザクっと刺さる左ボディ






で、知ってる人は知ってるだろうけど


実は未だ辰吉は現役。





昨日、辰吉の密着ドキュメント番組の放送があった。
復帰2戦目の試合まで。



番組としてはなかなか最低やったんすけど
(高橋克巳の薄めなナレーションとかもう、最悪、とにかく全体的に安っぽくなってしまってた印象)




肝心の試合を見たら
もう、辰吉は別人になっていた。
コンディション云々や、出鼻にいいパンチもらって効いてたをかもしれませんが

動きは悲しいくらいに別人でした。



なんかそれがすごく悲しくて、なんとも言えない気分になった。



辰吉に失望した
とかじゃなくて。




なんやろ、この感情。